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ローカライズ翻訳編集
英語映像に『日本語ナレーション』を載せる際の3つの注意点
海外制作の映像、日本語ののせ方に困っていませんか?
海外本社で作られた高品質な映像に、日本国内向けのナレーションを載せる「ローカライズ」案件。映像はスタイリッシュなのに、日本語のナレーションが入った途端に「野暮ったい」印象になってしまう……。
そんな課題を解決するための、プロの視点による3つの注意点をご紹介します。
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1. 翻訳原稿の「尺」の問題を解消する
英語をそのまま日本語に訳すと、文字数が大幅に増えてしまうことが一般的です。
映像のカット割りが英語のリズムで作られているため、無理やり詰め込んで読むと、早口で聴き取りにくいナレーションになってしまいます。
* 対策: 意味を削ぎ落とし、日本語として「耳で聞いて一瞬で分かる」文字数まで凝縮する。
* コツ: ナレーターが実際に原稿を読み、映像のカットと合うかを事前に細かくチェックすることが不可欠です。
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2. 映像の「トーン」と日本語の「声質」の調和
多言語対応の動画では、元の英語ナレーターが低めの重厚な声である場合が多いです。日本語版で極端に高い声のナレーターを選ぶと、映像のトーンとミスマッチが起きてしまいます。
元の映像が持つ「グローバルな洗練された雰囲気」を壊さないよう、落ち着いた、質感のある声を選ぶのがローカライズ成功の秘訣です。
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3. 字幕とナレーションの役割分担
英語動画には、既に英語のテロップが組み込まれていることがよくあります。
ナレーションですべてを説明しようとせず、「テロップが見せている情報」と「ナレーターが語る情報」を分けることで、情報過多を防ぎ、日本人の視聴者にとってスムーズな理解を促すことができます。
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まとめ
ローカライズ動画において、ナレーションは単なる翻訳の読み上げではありません。映像に「日本の情緒」と「信頼」を吹き込む工程です。
KOBATEE.JPでは、多くの海外ローカライズ案件に携わってきました。元の映像を活かしつつ、日本市場で響く音声設計をご提供します。